2006年10月07日
秋場所後の勢 [伊勢ノ海]
秋場所中に話題に引きずり込まれた(※1)勢ですが、千秋楽パーティではお得意の喉を披露してくれました。好きな歌手は山本譲二ということで、山本譲二の歌であれば何でも得意だそうです。実際、その歌声は素人離れしています。時々、マネージャ(写真左奥)と二人でハモってくれることもありますが、この二人、なかなか聞き応えがあります。
下は、千秋楽パーティ恒例のお楽しみクジの商品を配る猫又です。故郷、茨城県名産の納豆を手に、お客様に配って回ります。
なお、東京場所の千秋楽パーティの会場が、五月場所より変更になっております。錦糸町のロッテプラザが建替えのため、両国駅横の花の舞を新たに会場として使うようになりました。お間違えないよう、ご注意ください。
全部読む2006年03月15日
外国人力士のいない部屋 [伊勢ノ海]
Yahoo!の大相撲トピックスというところで、日本人ばかりの相撲部屋は中村部屋と伊勢ノ海部屋のみ、という記事が出たとたん、アクセス数が前日比20倍を超えてしまいました。ちょっとビックリしています。
実はこの件に関して、既に3月2日付けのニッカンスポーツ「外国出身力士ゼロは2部屋に」という記事が先に報道済みなのですが、Yahoo!がリンク付きで伝えたとたん、このありさまです。Yahoo!の世の中(というかネットな世界)に対する影響力というのを再認識しました。
ただ、Yahoo!も ZAKZAKの「国技の意地を貫く…純国産2部屋土俵際の粘り」という記事をベースに周辺情報をまとめただけですので、場所中を狙ってタイムリーな記事を出したZAKZAKの勝ちという気もしています。
外国出身者を採用しないのは、差別ではないのか?という意見を時折耳にしますが、弟子の採用というものは、そもそも師匠の専権事項に属します。日本人であっても、なかなか入門を認められずに苦労したという話は時々聞きます。実は、たとえ身長・体重が基準を満たしていても、どこかの部屋に所属しないと力士になれないというのが、大相撲の世界なのです。師匠の側としては、どんな弟子であれ一旦取ったからには責任も生じますので、当人の将来性を考えた上で弟子を取るかどうかを決めます。
そのような事情の中で、親方が外国人を採用しないと判断しているのであれば、それは尊重すべきことであると思うのですが、いかがでしょうか?
2005年10月09日
瀧ノ音の由来 [伊勢ノ海]
瀧ノ音の四股名の由来に関する質問がありましたので、簡単に紹介しておきます。
瀧ノ音という四股名は、四代目伊勢ノ海を継いだ柏戸宗五郎に由来しています。この柏戸は、文化五年(1808年)に大関に昇進しましたが、若い頃に瀧ノ音を名乗っていました。時代的には、1789年に谷風・小野川が横綱になり、それにやや遅れて雷電(1767年生まれ)が登場し、ちょうど相撲人気が盛り上がっていた頃になります。
また、信州には「瀧の音」という名の酒があります。この酒蔵のある長野県丸子町で、伊勢ノ海部屋は毎年夏合宿をしております。
それにしても、実際に瀧乃音を名乗っておられる方からコメントがいただけるとは思ってもみませんでした。これからもよろしくお願いいたします。
2005年07月25日
瀧ノ音引退 [伊勢ノ海]
昭和59年(1984年)春場所に入門し、長く伊勢ノ海部屋の力士として活躍してきた瀧ノ音(本名:西田治彦)が、名古屋場所後を最後に引退しました。一時は幕下5枚目まで番付を上げ、将来の関取を期待されましたが、ヒザの怪我などもあり、関取の夢は叶いませんでした。それでも平成14年頃までは幕下を勤め、また部屋では若い力士を指導するなどして、伊勢ノ海部屋になくてはならない力士として活躍してきました。このたび現役を引退しましたが、今後は長野・信州にて飲食店関係の仕事に励む予定です。
これまでの皆様のご声援・ご支援を感謝いたしますとともに、今後の西田さんの活躍をどうぞ暖かく見守っていただきますようお願いいたします。
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2005年06月19日
相撲健康体操 [伊勢ノ海]
「相撲健康体操」の無料講習会が札幌で開催されました。この健康体操は、新弟子が相撲教習所で教わる「相撲体操」をアレンジしたもので、一般の人たちでも廻しをつけたりせずに、相撲の基本動作を行いながら相撲を身近に感じてもらい、同時に足腰を鍛えられるようにすることを目的としたものです。
伊勢ノ海部屋からは土佐ノ海が参加し、相撲の基本動作のお手本を示しました。
写真は北海道新聞の記事より。土佐ノ海ってこういう時に抜群の表情をするんですよね。
2005年05月28日
大碇断髪・年寄甲山襲名 [伊勢ノ海]
昨年九州場所後に引退した大碇の引退断髪式、ならびに年寄甲山襲名披露パーティが、本日5月28日、両国国技館にて執り行われました。引退相撲などはありませんでしたが、断髪式では、後援会・関係者・力士達を中心とし、約200名の方々がハサミを入れておりました。写真は師匠・伊勢ノ海親方による止め鋏みと、整髪後に挨拶をする甲山親方です。
2005年03月20日
平成十七年春場所中日まで [伊勢ノ海]
なんか皆さん調子いいみたいです.
土佐ノ海は3連勝スタートで,しかも千代大海と栃東の2大関を下しています.NHKのインタビュールームに登場したのも久し振りではないでしょうか.ただ6日目の横綱朝青龍戦で黒星を喫してから7日目の魁皇戦,中日の出島戦と3連敗してしまったのがちょっと残念です.
幕下以下の力士達も好調です.