2003年11月12日
天然ハーブと力士の寿命
稽古直後の力士の体は活性酸素だらけ.この活性酸素は老化の原因.なので,力士の老化は早い(三段論法).というわけなのだが,天然ハーブに活性酸素の働きを抑える効果があることがわかってきた.でも,酸素にはケガの回復を早めるという効果もあったはずだが?
稽古直後の力士の体は活性酸素だらけ...そんな話を聞いたことがある.真実かどうかは良くわからないのだが,記事中の解説(↓)を読むと,なんとなくそれっぽい.
活性酸素は喫煙や飲酒、激しい運動などで体内に発生する。殺菌効果がある反面、細胞内の遺伝子や血管の細胞を傷つけ、がんや動脈硬化を引き起こすなど、生活習慣病や老化の原因になるとされている。
現役力士の寿命(あくまでも,選手としての寿命ね)を伸ばすには,稽古直後に天然ハーブエキス配合のなんちゃらオイルを使ってマッサージするのが,活性酸素の働きを抑えることができて効果覿面(こうかてきめん).
なんてことを誰か実証してくれないだろうか.その場合,オイルはやはり抗酸化作用の強いオリーブオイルを使うんでしょうね.
新聞記事の方は,(なぜか)三菱電機と(いわゆる独立行政法人の)産業技術総合研究所とが共同で,そんな効果を世界で初めて確認したという話.エアコンに適用しようというのが笑える.カテキン,マイナスイオンに続き,天然ハーブなエアコンが数年後に発売されるのかもしれない.
酸素違いかもしれないが,高圧酸素を用いた治療法というのも知られている.人間の体を約2-3気圧という高圧な環境に置き,高濃度の酸素が体内に取り込まれるようにする.そうすると,血管内の酸素量や血管から組織への酸素の広がり具合が通常に比べて大きくなり,結果的に回復可能な組織が元気になるってのが,治療法の原理である(知ったかぶり).
秋場所後に,日本相撲協会が高圧酸素治療器を両国国技館内の相撲診療所に設置するなんてニュース(ニッカン,スポニチ)が流れていたが,同じものである.こちらは,ケガの回復を早め,強靭な肉体を作るために利用される(ハズだ).この機械,通称ベッカムカプセルと呼ばれているらしいが,その理由は元記事に当たろう.大した理由ではない.
なお,「ハーブ」+「健康」で本のタイトルをアマゾン検索すると,こんな結果が出てくる.ハーブって本当に健康にいいんですね.
(*)補足のエントリを追加しました.