2004年05月30日

千秋楽パーティでの抽選会

とあるブログにて,千秋楽パーティに出席したら「納豆・マイタケ・青汁・Tシャツ・讃岐うどん」をお土産としてゲットしてしまった.なんて書き込みがありましたので,少しだけ付け足しです.

東京場所の千秋楽パーティは,千秋楽当日に錦糸町のロッテプラザで6時半より行われます.パーティ券の半券は「お楽しみ券」として二桁の番号がふられています.パーティがちょうど盛り上がった頃に,落語家の三笑亭夢太朗師匠が登場して(注:舞台に上がるような衣装とは違うことが多いですが),抽選会が始まります.一番の豪華商品は,つきじ天竹さんと,ちゃんこ若ノ海(門前仲町)さんのお食事券(2万円分).抽選箱から引かれた二桁の数字がお手元の「お楽しみ券」の番号と一致すれば,まずそこで一度喜びましょう.うまくすればお食事券が手に入るかもしれません.実は,この抽選券,同じ番号の人が複数いることがあるのです.そういう場合には夢太朗師匠の音頭でジャンケン勝負です.見事勝ち抜いてお食事券をゲットして下さい.パーティ初参加で見事お食事券を手に入れた人もいます.

お食事券以外では,わらづと納豆,まいたけ,讃岐うどん,などなどが取りそろえられております.下記は,抽選で当たった「まいたけ」です.これは黒色(茶色?)ですが,白色まいたけもあります.左上が欠けているように見えるのは,炒め物にして食べちゃったからです.おいしいモノは,スグに食べちゃいますので,写真に撮ろう!と思った時には,原形を留めていないことが多いのです...

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こんな所に,夢太朗師匠のインタビュー記事があります.

投稿者 omochi : 22:48 | コメント (1)

2004年05月26日

荒飛引退

荒飛(あらとび)が引退.平成5年春場所(大阪場所)に入門し,丸11年の土俵生活に終わりを告げました.平成5年と言えば,ちょうど若貴人気が絶頂の頃.就職場所と呼ばれる大阪場所では,全体で150人を超える新弟子が入門したと記憶しています.伊勢ノ海部屋へはその年,春場所に白蛇(はくだ),大綱(おおつな),荒海(あらうみ),荒飛の4人が,続く夏場所に藤嵐(ふじあらし)が,それぞれ入門しています.荒飛が引退したことで,現役を続けているのは藤嵐一人になってしまいました.
【修正】平成5年初場所に入門した藤縄(ふじなわ)を忘れておりました.ふか~く反省しております.その藤縄も平成16年秋場所後に引退しました.(2004/10/03).

荒飛は,身長180cmながら体重100kgというソップ力士の特徴を活かして,素早い動きと,思い切りの良い投げ技を得意としていた.平成11年1月場所から平成16年3月場所まで,5年以上にわたり三段目を維持し続け,その間,6度に渡って自己最高位を更新し続けた.結局,平成15年3月場所の三段目24枚目が自己最高位であった.

どちらかと言えば,感情を表には出さずに,淡々と相撲に取り組んでいた印象がありますが,断髪後の挨拶では感極まったのか涙声での挨拶となりました.内に秘めた思いには何か格別なものがあったのでしょう.第二の人生の門出を祝福したいと思います.


■ 断髪直後.思わず涙声に.
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■ 整髪して気分一新.「お世話になりました」
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■ チャンコ場にて.実は結構ヒョウキンなんです.そういえば,部屋の中では一番のエビスコ(大食い)だったかもしれません.
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投稿者 omochi : 00:05 | コメント (0)

2004年05月25日

平成16年五月場所を終えて

朝青龍の連勝を35で止めた北勝力が優勝争いの先頭を走っていましたが,終ってみると順当に横綱朝青龍が3連覇を達成しました.間近で北勝力を見ていた人によると,千秋楽の北勝力はそれまでとは違ってガチガチに緊張していたようです.

さて,伊勢ノ海部屋の各力士の成績です.

■ 序盤戦と終盤戦に調子の良かった土佐ノ海ですが,中盤戦の5連敗がたたり,7勝8敗と1点の負け越しで場所を終えました.実力と番付とを考えると,もう少し勝って欲しかったというのが,周囲の希望ではありましたが,なかなかそううまく行かないところが相撲の難しいところなのかもしれません.来場所は入幕以来初の前頭二桁台の番付となります.

■ 大阪場所で痛めた右足の影響で,稽古不十分のまま五月場所にのぞんだ大碇ですが,さすがに身体のキレが戻っていなかったのか,3勝12敗という残念な成績で終りました.たっぷりと汗を流して稽古を十分にすれば,まだまだいけるはず.名古屋場所以降を期待しましょう.

■ 荒飛(最高位:三段目24.今場所:序二段4)が引退しました.

四ツ車(幕下10)は,一年前に比べて随分と力強くなった印象を受けたのですが,千秋楽も敗れて残念ながら2勝5敗で今場所を終えました.強い力士達にもまれることを通じて,更に力をつけてくれることでしょう.

■ 一時期,調子を崩していた松田(三段目33)が先場所の6勝1敗に続いて,今場所も4勝3敗と勝ち越しを決めました.来場所次第では,平成12年九州場所以来の幕下も見えてきます.

藤嵐(三段目99)が4勝3敗で,北の剛(序二段24)が5勝2敗で,それぞれ勝ち越しを決めました.この二人が三段目の上位あたりで活躍してくれると,部屋の雰囲気ももっと活気づいてくるはず.これからの活躍に期待です.

荒飛(序二段4)が引退.11年間の相撲人生にピリオドを打ちました.細身の身体で,素早い動きと,思い切りの良い投げ技を得意とし,平成15年3月場所では,三段目24枚目まで番付を上げました.どちらかと言えば,感情を表には出さずに,淡々と相撲に取り組んでいた印象がありますが,断髪後の挨拶では感極まったのか涙声での挨拶となりました.内に秘めた思いには何か格別なものがあったのでしょう.第二の人生の門出を祝福したいと思います.

投稿者 omochi : 00:30 | コメント (0)

2004年05月17日

平成16年五月場所中日を終えて

9枚目まで番付を下げて場所にのぞんだ土佐ノ海.序盤戦は白星先行でしたが,中日を終えてみると4勝4敗の五分の成績.もう少し,当たりと圧力とを効かせる相撲が取れると,見ている方も安心できるのですが.後半戦の巻き返しに期待しましょう.

大碇は,中日を終えて1勝7敗とキビシイ星です.相撲内容自体はそれほど悪くはないのですが,やはり足首の怪我で場所前の稽古が十分ではなかったのでしょう.身体のキレが十二分には戻っていないような感じを受けます.早く立ち直りのきっかけをつかんで欲しい.

幕下以下は...

四ツ車(幕下10)が1勝3敗で,後がなくなりました.しかし,相撲内容は以前と比べるとずいぶんと力強くなりました.これに速さが加わると,十両が見えてくることでしょう.

鎌倉(三段目27)も同じく1勝3敗.身体に力が入っていないように見えます.元気を取り戻して後半戦の巻き返しに期待.

松田(三段目33)が3勝1敗と好調.後半戦もこのままの調子を維持して,来場所はもう一度幕下を狙えるところまで番付を上げたい.

瀧ノ音(三段目58)が4連敗で早々と負け越し決定.後半戦ではベテランの踏ん張りを見せてもらいたい.

北の剛(序二段24)が3勝1敗と好成績.実力を考えると当然とも言える.一つ大勝ちを狙ってみてもらいたい.

投稿者 omochi : 00:36 | コメント (1)

2004年05月10日

五月場所初日

初日は土佐ノ海,大碇の両関取が黒星スタート.大碇は右足怪我の影響で,場所前の稽古が十分とは言えず,いつものような鋭い動きを取り戻すにはもう少し時間が必要か.土佐ノ海も出足の馬力が本調子とは言えない.それはさておき,西の控に現われるのが遅れたのはなぜ?花道を引き上げる時に,警備担当の枝川親方(蒼樹山)と何か簡単な会話を交わしていたのは,このことと関係あるのかなぁ?

四ツ車は力強い相撲で琴国をしりぞけ白星スタート.三段目の松田と藤嵐も白星.

行司の式守与太夫が,旭鷲山と黒海の直撃を受け,残念ながら刺し違えてしまった.先場所以来,微妙な一番を裁くことが多い.

初日結果:
● 土佐ノ海 (押し出し) 琴龍
● 大碇 (押し出し) 千代天山

○ 四ツ車,松田,藤嵐,北の剛
● 荒飛,大筑波

取り組み無し 鎌倉,瀧ノ音,荻野目,藤縄,鈴木

投稿者 omochi : 00:42 | コメント (1)