2004年11月29日
平成16年九州場所
今場所は,色々と多忙でブログを書く時間がほとんど取れませんでした.
九州場所の一番のニュースといえば,大碇の引退(京都新聞, 読売新聞, ニッカン, サンスポ).7番相撲を取り終えた13日目に引退を発表し,今後は準年寄りとして相撲協会に残り,後進の指導をすることになりました.9年間の大相撲生活,本当にお疲れさまでした.
前頭6枚目の土佐ノ海は9勝6敗.来場所は3枚目前後まで番付を上げることが予想されます.来場所も,今場所と同じぐらいの成績を上げて,もう一度三役に復活してくれることを望みます.
幕下以下では,四ツ車(幕下28)が4勝3敗と7番相撲で勝ち越しを決めました.幕下上位の力がついてきたことは確かですので,早い相撲を心掛けるようにして,十両へ向けて突き進んで欲しいものです.
三段目51の鎌倉が6勝1敗と好成績を上げて今年を締めくくりました.以前,松田が3段目51で6勝し,次の場所で幕下60まで昇進したことがあります(平成12年九州場所).ですから,来場所はギリギリですが幕下まで番付を上げることが予想されます.来場所はもう一踏ん張りして負け越さないように.そして,来年は幕下を維持してくれることを期待しています.
◆九州場所成績
【前頭】
土佐ノ海(東6) 9勝6敗
【幕下】
大碇(西17) 3勝4敗(引退)
四ツ車(西28) 4勝3敗
【三段目】
鎌倉(東51) 6勝1敗
藤嵐(東83) 3勝4敗
北の剛(東89) 2勝5敗
松田(東90) 全休
【序二段】
瀧ノ音(西22) 1勝6敗
荻野目(西63) 2勝5敗
大筑波(東72) 2勝5敗
【序ノ口】
鈴木(東3) 2勝5敗